海外文学読書録

書評と感想

ジョン・アップダイク

ジョン・アップダイク『金持になったウサギ』(1981)

金持になったウサギ〈1〉 (新潮・現代世界の文学) 作者:ジョン アップダイク,井上 謙治,John Updike 新潮社 Amazon ★★★ 1979年。アメリカは第2次オイルショックでガソリン不足に見舞われていた。ウサギことハリー・アングストロームは、印刷工から一転、トヨ…

ジョン・アップダイク『帰ってきたウサギ』(1971)

帰ってきたウサギ 1 (新潮・現代世界の文学) 作者:J・アップダイク 新潮社 Amazon ★★★★ ペンシルベニア州ブルーアーの郊外。ウサギことハリー・アングストロームは印刷工として働いていた。彼の母は病床にあり、妻のジャニスはギリシャ系のスタヴロスと浮気…

ジョン・アップダイク『走れウサギ』(1960)

走れウサギ (上) (白水Uブックス (64)) 作者:ジョン・アップダイク 白水社 Amazon ★★★ ペンシルベニア州ブルーアーの郊外。26歳のウサギことハリー・アングストロームは、台所用皮むき器のセールスマンをしていた。彼は高校時代にバスケットボールで郡の得点…

ジョン・アップダイク『結婚しよう』(1976)

結婚しよう (新潮文庫) 作者:岩元 巌,ジョン アップダイク,John Updike 新潮社 Amazon ★★★★ コネティカット州グリーンウッド。所帯持ちのジェリー・コウナントが、近所の人妻サリー・マサイアスと不倫する。ジェリーはテレビのコマーシャル専門のアニメーシ…