海外文学読書録

書評と感想

デイヴィッド・ロッジ

デイヴィッド・ロッジ『考える…』(2001)

考える… 作者:デイヴィッド ロッジ 白水社 Amazon ★★★ イギリスの田園地帯にあるグロスター大学。そこの認知科学センターの所長にしてタレント教授でもあるラルフ・メッセンジャーは、女たらしのヤリチン男だった。彼は人間の意識について研究しており、自分…

デイヴィッド・ロッジ『小さな世界』(1984)

小さな世界―アカデミック・ロマンス 作者:デイヴィッド ロッジ 白水社 Amazon ★★★ 大学講師のパース・マガリグルは、T・S・エリオットの詩をテーマにした修士論文を完成させたばかり。その彼が学会で出会ったアンジェリカという女性に恋をする。一方、教授の…