海外文学読書録

書評と感想

ジェイン・オースティン

ジェイン・オースティン『分別と多感』(1811)

分別と多感 (ちくま文庫) 作者:ジェイン オースティン 筑摩書房 Amazon ★★★ ダッシュウッド家の未亡人と娘の三姉妹はサセックス州のノーランド屋敷に居候していた。長女のエリナーには「分別」があり、同じく分別のある地味な青年エドワードと恋仲にある。一…

ジェイン・オースティン『エマ』(1815)

エマ (上) (ちくま文庫) 作者:ジェイン・オースティン 筑摩書房 Amazon ★★★ ロンドン近郊のサリー州ハイベリー村。大地主の娘エマ・ウッドハウスは21歳独身、父親と2人暮らしで屋敷を切り盛りしていた。そんな彼女は縁結びが趣味で、私生児ハリエットと若き…

ジェイン・オースティン『高慢と偏見』(1813)

高慢と偏見 上 (ちくま文庫 お 42-1) 作者:ジェイン オースティン 筑摩書房 Amazon ★★★ ベネット家の次女エリザベスは、人間観察に秀でた20歳の独身女性。そんな彼女が、年収1万ポンド(現在の約1億円)の大地主ダーシー氏と知り合う。ダーシー氏は頭脳明晰…