海外文学読書録

書評と感想

アレクサンドル・プーシキン

アレクサンドル・プーシキン『大尉の娘』(1836)

大尉の娘 (光文社古典新訳文庫) 作者:プーシキン 光文社 Amazon ★★★★ ピョートル・グリニョーフは近衛の軍曹としてサンクト・ペテルブルグに勤務する予定だったが、厳しい父の意向で辺境の地ベロゴールスク要塞に配属される。そこでグリニョーフは大尉の娘マ…

アレクサンドル・プーシキン『エヴゲーニイ・オネーギン』(1825-1832)

完訳 エヴゲーニイ・オネーギン 作者:アレクサンドル・セルゲーヴィチ プーシキン 群像社 Amazon ★★★★ サンクト・ペテルブルグの社交界で名を馳せていたエヴゲーニイ・オネーギンは、若くしてふさぎの虫に取り憑かれ、田舎の領地に隠遁する。レンスキイとい…