海外文学読書録

書評と感想

ゴンクール賞

マリー・ンディアイ『三人の逞しい女』(2009)

三人の逞しい女 作者:ンディアイ,マリー 発売日: 2019/05/23 メディア: 単行本 ★★★ (1) 弁護士のノラが年老いた父の元を訪れる。ノラは父から母親共々捨てられており、弟と離れ離れになっていた。さらに、ノラは自分の家にとある父娘を迎えたことで人生が台…

ジョナサン・リテル『慈しみの女神たち』(2006)

慈しみの女神たち 上 作者:ジョナサン・リテル 発売日: 2011/05/26 メディア: 単行本 ★★★★ ナチス・ドイツ時代に法律家・保安部の役人・SS将校を勤め、戦後はフランスでレース工場の支配人になったマクシミリアン・アウエ。その彼が戦時中を回想する。法学博…

ピエール・ルメートル『天国でまた会おう』(2013)

天国でまた会おう(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) 作者:ピエール ルメートル,Pierre Lemaitre 発売日: 2015/10/16 メディア: 文庫 ★★ 第一次世界大戦。戦場で上官の不正を目撃したアルベールは、砲弾の穴に生き埋めになって死にそうになる。それを助けたのは…

ミシェル・ウエルベック『地図と領土』(2010)

地図と領土 (ちくま文庫) 作者:ミシェル ウエルベック 発売日: 2015/10/07 メディア: 文庫 ★★★★ 若い芸術家のジェドが、ミシュラン社の女性と知り合うことで人生が一変する。彼は女性の協力を得て展覧会で成功を収めた後、作家のミシェル・ウエルベックに仕…