海外文学読書録

書評と感想

ジェスミン・ウォード

ジェスミン・ウォード『線が血を流すところ』(2008)

線が血を流すところ 作者:ジェスミン・ウォード 作品社 Amazon ★★★★ ミシシッピ州の架空の街ボア・ソバージュ。クリストフとジョシュアは双子の兄弟で、母方の祖母マーミーに育てられていた。母親シルは都会に出稼ぎに出ている。また、父親サンドマンはジャ…

ジェスミン・ウォード『骨を引き上げろ』(2011)

骨を引き上げろ 作者:ジェスミン・ウォード 作品社 Amazon ★★★★ ミシシッピ州の架空の街ボア・ソバージュ。黒人の少女エシュは幼い頃に母親を亡くしており、現在は長兄のランドール(17)、次兄のスキータ(16)、弟のジュニア(7)、さらに父親の4人と一緒…

ジェスミン・ウォード『歌え、葬られぬ者たちよ、歌え』(2017)

歌え、葬られぬ者たちよ、歌え 作者:ウォード,ジェスミン 作品社 Amazon ★★★★ ミシシッピ州の架空の街ボア・ソバージュ。13歳になったばかりの少年ジョジョは、祖父のことを「父さん」と呼び、祖母のことを「母さん」と呼んでいた。ジョジョは白人と黒人の混…