海外文学読書録

書評と感想

ジェイムズ・ボールドウィン

ジェイムズ・ボールドウィン『もう一つの国』(1962)

もう一つの国 (1977年) (集英社文庫) 作者:ボールドウィン Amazon ★★★ マンハッタン。ハーレムでジャズバンドのドラムを叩く黒人ルーファスは、南部からやってきた白人レオナと肉体関係を結び同棲する。やがてルーファスはレオナを虐待、発狂した彼女は家族…

ジェイムズ・ボールドウィン『ビール・ストリートに口あらば』(1974)

集英社ギャラリー 世界の文学 (18) アメリカ3 その日をつかめ/ビール・ストリートに口あらば/酔いどれ草の仲買人 作者:ソール・ベロー,ジェイムズ・ボールドウィン,ジョン・バース 集英社 Amazon ★★★★ ニューヨーク。黒人の青年ファニーは、やってもいない強…