海外文学読書録

書評と感想

ジョゼ・サラマーゴ

ジョゼ・サラマーゴ『だれも死なない日』(2005)

だれも死なない日 作者:ジョゼ・サラマーゴ 河出書房新社 Amazon ★★★ 国内では新年から突然人が死ななくなった。どんな病気になっても、どんな重体に陥っても、誰一人死なない。これにはカトリック教会や葬儀屋、生命保険会社などがお手上げになった。ところ…