海外文学読書録

書評と感想

ニコス・カザンザキス

ニコス・カザンザキス『キリストはふたたび十字架に』(1948)

キリストは再び十字架にかけられる 作者:カザンザキス,ニコス 教文館 Amazon ★★★★ トルコの役人アガスに統治されているリコヴリシ村。復活祭の火曜日、地元の長老会は来年の復活祭で上演予定のキリスト受難劇の配役を発表する。この受難劇は村の習わしにより…

ニコス・カザンザキス『キリスト最後のこころみ』(1951)

キリスト最後のこころみ 作者:ニコス・カザンザキス 恒文社 Amazon ★★★★ ナザレで大工をしているイエスは、ローマ人のために処刑用の十字架を作っていた。そのことで周囲の人々からは軽蔑されるも、彼にとってその行為は自分をメシヤに選んだ神に対する抵抗…

ニコス・カザンザキス『その男ゾルバ』(1943)

その男ゾルバ (東欧の文学) 作者:ニコス・カザンザキス 恒文社 Amazon ★★★ 作家の「私」はクレタ島へ向かう船内で、ゾルバという労働者風の男と出会う。ゾルバに島へ一緒に連れていってくれるよう頼まれた「私」は、彼を自分が所有する炭鉱の現場監督に任命…