海外文学読書録

書評と感想

スティーヴ・エリクソン

スティーヴ・エリクソン『きみを夢みて』(2012)

きみを夢みて (ちくま文庫) 作者:スティーヴ エリクソン 筑摩書房 Amazon ★★★ バラク・オバマが大統領に当選した年のロサンジェルス。作家のザンと妻のヴィヴは、19ヶ月前にエチオピアの孤児院から幼い娘シバを引き取って養子にしていた。ザンとヴィヴと息子…

スティーヴ・エリクソン『ルビコン・ビーチ』(1986)

ルビコン・ビーチ (ちくま文庫) 作者:エリクソン,スティーヴ 筑摩書房 Amazon ★★★★ (1) 刑務所から仮釈放されたケールは、図書館で働くことになった。ある日、彼は女が男の首をナイフで切断するところを目撃する。(2) 南米のジャングルで生まれたキャサリン…