海外文学読書録

書評と感想

2023-05-01から1日間の記事一覧

シドニー・ルメット『十二人の怒れる男』(1957/米)

十二人の怒れる男 ヘンリー・フォンダ Amazon ★★★★ 裁判所。被告はスラム街の少年で父殺しの罪に問われている。法廷での審議が終わって12人の陪審員が議論することに。証拠と証言から少年が不利だった。全会一致で有罪になると思いきや、陪審員8番(ヘンリー…