海外文学読書録

書評と感想

2021-09-25から1日間の記事一覧

ハーマン・メルヴィル『ビリー・バッド』(1924)

ビリー・バッド (光文社古典新訳文庫) 作者:メルヴィル 光文社 Amazon ★★★ 蒸気船が登場する前。商船の水夫ビリー・バッドが英国の戦艦に強制徴用される。ビリーは齢21にして英国艦隊のフォアトップマンになった。ところが、ビリーは先任衛兵長のクラガート…