海外文学読書録

書評と感想

2018-04-02から1日間の記事一覧

閻連科『愉楽』(2004)

愉楽 作者:閻 連科 河出書房新社 Amazon ★★★★★ 住人の大半が身体障害者の受活村。そこを管轄する双槐県では、観光客を呼び込むためにロシアからレーニンの遺体を購入し、魂魄山に安置する計画を立てた。県長は受活村の障害者たちの特殊能力に目を付け、数十…