海外文学読書録

書評と感想

2018-02-16から1日間の記事一覧

ミハル・アイヴァス『黄金時代』(2001)

黄金時代 作者:ミハル アイヴァス 河出書房新社 Amazon ★★★ 民俗学者の「私」は大西洋の島に3年ほど滞在していた。島民たちは島に名前をつけておらず、さらには島民自身の名前がコロコロ変わっていく。「私」はそんなへんてこな島について語りつつ、話は脱線…