海外文学読書録

書評と感想

ヤロスラフ・ハシェク

ヤロスラフ・ハシェク『兵士シュヴェイクの冒険』(1921-23)

兵士シュヴェイクの冒険 1 (岩波文庫 赤 773-1) 作者:ハシェク 岩波書店 Amazon ★★★ 1914年。フェルジナント大公がサラエヴォでセルビア人に暗殺された。ボヘミア王国(チェコ)のプラハで犬の売買を生業にしているシュヴェイクは、何年か前に軍の医務委員会…