海外文学読書録

書評と感想

2018-11-14から1日間の記事一覧

ギュスターヴ・フローベール『ボヴァリー夫人』(1857)

ボヴァリー夫人(新潮文庫) 作者:フローベール 新潮社 Amazon ★★★★ 開業医のシャルル・ボヴァリーが、年増の妻を病気で亡くす。彼は農家の一人娘エマを後妻に迎えるのだった。エマは物語のような結婚生活を夢見ていたが、やがてシャルルの凡庸さに失望する…