海外文学読書録

書評と感想

2018-01-23から1日間の記事一覧

閻連科『硬きこと水のごとし』(2001)

硬きこと水のごとし 作者:閻連科 河出書房新社 Amazon ★★★ 文化大革命期。程崗鎮に住む農民・高愛軍は、村の有力者の娘婿になった後、軍に入隊して穴掘りをしていた。彼は除隊後に夏紅梅という若い女と運命的な出会いを果たす。夏紅梅は鎮の有力者の息子と結…